「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」:TOHOシネマズ錦糸町

安定の面白さ!見直したぜ新ドラえもん

「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」:評価75

監督:寺本幸代 出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみetc

 

 大山のぶ代世代の俺は、新ドラえもんのゆるーい感じが許せずすっかりドラえもん離れしてしまいました。あれから7年後、実質映画館で「ドラえもん」を観るのは「のび太とふしぎ風使い」以来10年ぶりでした。

 ジャイアンとスネ夫が映画になるとナイスガイになるのは、知っていたがここまで仲良しだとは正直驚きました。何故か「ゆとり世代」の私なのに、このドラえもんのゆるさを「ゆとり」だなと思ってしまった。

 そして作品自体も人類を脅かす敵と対峙することもなく、人類の危機はドラえもん一行にとっては回避できるものだったのでストーリーにかなりの緩さを感じた。

 しかし、流石毎年金掛けて映画を生産し続けて安定の動員数を誇るだけあって、ギャグにしろ起承転結にしろ安定感がある。実は、私もこの映画に隠されたトリックが見破れなかったのだ。そして、そのトリックの爽快さといったら午前に観た「プラチナデータ」と雲泥の差でした。ただただ、ひみつ道具を羅列するのではなく、上手いこと可能な限り使ってみる。このサービス精神かつストーリー術には感動しました。

 また、ドラえもんが何故無くしたおんぼろ鈴にこだわるのかという理由付けもなんかハートウォーミングで素敵でした。フリーパスで発券してもらったにも関わらず、入場者特典ももらえて大満足の作品でした。