卒業旅行イタリア編~ヴェネチアの巻き~

ヴェニスに死すの世界観がそこに広がっていた...

 私たちは、ツアーで行ったのだがみんなヴィスコンティの「ベニスに死す」で予習済み。私は中学時代に観ていたのだが、頭が悪かったためただ「おっさん、気持ち悪いなー」と思っただけの作品でした。

 帰国後、トーマス・マンの原作と一緒に見比べ研究したら、この映画は人生の洋画トップテンに入れたくなるようなすばらしい作品でした。ラストの方で語られる「老人とは不純なものだ」を言うために、ダーク・ボガードが魅せる語らぬ葛藤・哀愁の表現が素晴らしいのだ。原作だと、難しい用語を使った回想が八割なため映画化しにくいのだが、見事、「昔の失敗がトラウマになり芸術(美男子がメタファーになっている)を追い求めるが決して触れることもなく、人生の幕を終える老人」を描ききっていたと感じた。全編に立ちこめるマーラーの音楽も素晴らしく心の琴線に触れる作品でした。

 話は戻るが、私のヴェネチア旅行の展開はまさに「ヴェニスに死す」と一緒だ。最初は薄く霧がかって汚い街に見えるのだが、滞在していくうちに美しさが垣間見えていくこの様子がマグニフィセントなクオリティでした。

 「ヴェニスに死す」でも分かるとおり、ヴェネチアにはが多い。そして、見境なく客に突っ込んでくるため、まるでヒッチコックの「鳥」のような怖さがあります。そのくせ、なかなか写真に収めることができずむかつきますw

 

 奇跡的に撮れた鳥の写真。勇ましい!!!!

 家政婦は見た!高額花を買うところを!

 イタリアの移民はマーケティングされていないものを品を換え、高額で売りつけてくる。しかも、意外と日本語で話してくるので初めての海外旅行でイタリアにいくと、かなりボラれる恐れがある。

 そして、私たちがヴェネチアに行ったときはスライム売り、偽ブランドバッグ売り、そして花売りがたくさんいた。

 花売りの手法として、まず客に強引に花を持たせる。そして請求する。だめだと分かったら返却というミサンガ売り並に図々しい手法でした。残念ながらおばあさんは購入してしまいました。

 それにしても、ユーロ通貨統一は貧しい国からの移民を許してしまうことで、折角良い国民がいる国でも、このような汚い事業が横行し国が汚される弊害があるんだなとつくづく感じた。まあ、彼らにも人生がかかっているのだからしょうがないとは思うが、日本は断固移民拒否を貫いてほしいなと感じた。

 ガラス工房を訪れた。この職人の俊敏な手さばきに感動した(^_^)

 なんたって、あっという間に馬のガラス細工を作り上げるのだから!

 しかし、この工房で売っているガラス細工はかなり高価で私たちは買うこともなく退出しました...

 ゴンドラに乗りました。街の細部まで見ることができるこのゴンドラツアー、なんとゴンドラでしか行けないホテルやビルが意外とありました。

 そして、表向きは綺麗なヴェネチアもダークサイドは潮風と廃墟で劣化が激しく進んでいました。

 この船頭さんは30歳の時からゴンドラを20年近く運営しているそうです。

 ちなみに、水深は町中だと1mくらいと想像以上に浅いです。 

 しろたんもゴンドラ乗ったよーって、どこにいるのかわからねーww